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ガレージ伊太利屋では、培ってきた歴史を活かし、海外のスペシャルショップとも連携しております。本国の職人によるレストアや、特別な車両のご案内が可能です。
FCAヘリテージとMoparがおこなっているプロジェクト「ヘリテージ・パーツ」に新商品が追加されました。一部は限定版となっています。
アルファロメオ、フィアット、ランチア、アバルトの歴史的遺産の保護と促進を目的とした部門であるFCAヘリテージでは、数多くの魅力的なプロジェクトがおこなわれていますが、その中でも特筆すべきは「ヘリテージ・パーツ」と呼ばれるクラシックカー用のスペアパーツ製造ラインです。
ヘリテージパーツの特徴は、グループ内で厳重に保管されているオリジナルの金型と素材を使用することで、スペアパーツにおける最高の品質と完璧な装着感を保証するとともに、現行の型式承認規則に完全に準拠した状態で車を走らせることができるということです。ボンネット、フェンダー、ドアパネルは、クラシックカーのスペアパーツのカタログに欠かせないものとなっています。
スチールパネルは、ヘリテージのヒストリカルコレクションに属するランチア デルタHF インテグラーレ エボルツィオーネのスキャンデータを用いて最適化されたリバースエンジニアリングプロセスで得られた型を用いて製作されています。素材には、オリジナルの部品と同じ合金に亜鉛メッキを施した低炭素鋼が使用されています。
そして、これらの復元されたスペアパーツに加えて、31種類のオリジナル部品がカタログに加わりました。アルファロメオGTV/スパイダー、アルファロメオGT、アルファロメオ147、アルファロメオ156、フィアットクーペ、フィアットバルケッタに対応し、数量限定で販売されます。具体的には、インジェクションコントロールユニット10種類と、バンパー、フェンダードア、テールゲート、ボンネットなどのボディパーツ21種類が用意されています。ヤングタイマーと呼ばれる車の価値を守るために不可欠なものです。このように古い車を継承していくための取り組みはこれからより頻繁になっていくことでしょう。