308 GTS クアトロヴァルヴォーレ
売約済 (税込).年式 | 走行距離 | 車検 | 排気量 |
1985 | 不明 | 令和4年7月 | 2926cc |
年 | km | 年月 | cc |
ボディカラー | ロッソ | ハンドル | LHD | サイズ | 4340 x 1730 x 1130 mm |
内装 | ネロレザー | 最高出力 | 乗車定員 | 2人 | |
ミッション | 5MT |
年式 | 走行距離 | 車検 | 排気量 |
1985不明 | 令和4年7月 | 2926cc | |
年 | km | 年月 | cc |
ボディカラー | ロッソ |
内装 | ネロレザー |
ミッション | 5MT |
ハンドル | LHD |
過給器 | |
燃料 | |
サイズ | 4340 x 1730 x 1130 mm |
乗車定員 | 2人 |
付属品 |
フェラーリ308(モデル名は排気量約3,000cc 8気筒エンジンの意)は、ディーノの後継モデルとして、横置きのミッドシップデザインを復活させる存在となりました。F40やデイトナを代表作とするピニンファリーナのレオナルド・フィオラバンティが手がけたこのドラマチックでエレガントなデザインは、後に伝説的な288GTOにも影響を与えています。
初期モデルはキャブレター仕様でしたが、排ガス規制を受け1980年にボッシュのKジェトロニックインジェクションを採用した、ベルリネッタ仕様とスパイダー仕様(308GTBi/GTSi)が追加されました。この時点でステアリングホイールがスリット入りのブラックに、シートはフィッシュボーンに、メーターパネルをマットブラックに、時計がセンターコンソールに、というように細かな変更が加えられ内装は豪華な雰囲気となりました。しかし、308GTBi/GTSiは少々貧弱なパワーが大きな欠点となり、その2年後にフェラーリは満を持してパリ・モーターショーにおいて、その名の通り1気筒あたり4バルブとした308GTS “クアトロヴァルヴォーレ”を発表。バルブの挟み角変更、ピストンのフラットヘッド化、シリンダーヘッドの材質変更、シリンダーライナーの材質変更(アルミニウム製)といった改良が加えられ、出力はヨーロッパ仕様で240馬力に達するものとなりました。見た目における違いは、フロントボンネットに増設されたエアアウトレットが特徴的です。また、エンジンルームの変更に伴って、いくつかのスタイリングが変更されました。さらなるステアリングホイールのデザイン変更、電動調整式バックミラーの採用など、機能性とデザイン性が両立されました。クアトロヴァルヴォーレには、固定ルーフのGTBとパッセンジャーコンパートメントの上に取り外し可能なルーフセクションを備えたタルガスタイルのGTSがラインナップし、1982年~1985年の生産期間で最終的には両ボディ合わせて約3,800台がマラネロから出荷されました。
こちらの車両は正規輸入元であるコーンズによって輸入された一台で日本仕様、つまりヨーロッパとアメリカ仕様の中間といえる仕様となっており、触媒付きで235馬力、エクステリアはアメリカ仕様に準じます。フロントフード、ヘッドライト後方のルーバーがブラックアウトされているのが特徴です。また、フロントバンパーに装着されているウインカーレンズカラーはアンバーとなります。ドアミラーはビタローニ製のフェラーリのエンブレムが付いた横長のタイプに変更、ルーフ後端にスポイラーが装着されています。
3人以上のオーナーが所有してきていますが、極めて綺麗なコンデションを保っています。内機系も良好で、8気筒フェラーリらしさを存分に味わうことができる軽快な走りは4バルブ化の成功を肌で感じられるでしょう。ホイールに付いたブルーのシールはファクトリーから出荷されるときに付く検品済シールです。4本共綺麗に残っている車は世界的に見ても希少です。また、トランクルームのジッパー付きインナーカバーもここまで綺麗な状態で残っている車両はめったに見られません。こちらの車輛には、車両のヒストリーとオリジナルであることをフェラーリ社が公式に認証するフェラーリ・クラシケ鑑定書が発行されています。まさしく、コレクターズカーといえる一台ですが、観賞用の車ではなく走らせる喜びを感じられる車です。タイトな室内と、低いアイポイント、そしてこの時代のフェラーリらしさを感じられるドライブの虜になるでしょう。
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