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フィアット ディーノ スパイダー 2.0

ASK (税込).

ASK (税込)
年式 走行距離 車検 排気量
1967 不明(5桁メータのため) 令和7年5月 1.98L
km 年月 cc
ボディカラー フェラーリブル ハンドル LHD サイズ 410×171×127cm
内装 ベージュ 最高出力 乗車定員 4人
ミッション 5MT      
年式 走行距離 車検 排気量
1967不明(5桁メータのため) 令和7年5月 1.98L
km 年月 cc
ボディカラー フェラーリブル
内装 ベージュ
ミッション 5MT
ハンドル LHD
過給器  
燃料  
サイズ 410×171×127cm
乗車定員 4人
付属品  

エンツォ・フェラーリの亡き息子 ディーノの名が与えられた6気筒エンジンを搭載した、フィアット ディーノは1966年に登場しました。もとはといえば、フェラーリがF2のホモロゲーションを取るためディーノエンジンを搭載した市販車を500台生産しなければならなかったのですが、自社では生産台数が限られていたため台数を多く作ることのできたフィアットとタッグを組み、フィアット ディーノとして市販車を製造しました。

 

フィアットと銘打ってはいますが、ウェーバーキャブレター3連式 V型6気筒エンジンのサウンドは純粋なフェラーリそのもの。“普通に”使えるよう、フィアットは多少改良を加えていますが、2リッターモデルでも、0-100km/h7秒、最高速度は200km/hを超えるという当時は異質なクルマでした。パワフルなエンジンを搭載するボディはピニンファリーナによるデザインで、繊細かつ優雅なボディラインを描いています。また、フィアット ディーノはフロントエンジンであるため、室内空間が広く2+2という実用性も兼ね備えていました。ボディタイプとしては、スパイダーとクーペがありましたが、スパイダーのほうが生産台数は少なく、2.0Lのスパイダーは1133台、2.4Lのスパイダーはさらに少なく424台のみとなっています。

 

当車両は、令和2年に日本で登録された車両で、もともとはイタリアで販売されていました。車体番号 -000116ですので(1台目が000026)、極めて初期に生産されたディーノといえます。フルレストアをおこなっているディーノも多い中で、こちらは高いオリジナリティを保っている希少な一台です。籠のような網目が特徴的なビニールシートやクロモドラホイール、すこし割れが起きているダッシュボード、スペアタイヤ、キャレロライト、ラジオ・・・ 決してコンクールコンディションではありませんが、60年近くのヒストリーをしっかり感じられます。手を加えてパリッと仕上げるもよし、このままの姿で残すもよし、そんな価値あるディーノです。

 

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