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フィアットアバルト 595

売約済 (税込).

売約済 (税込)
年式 走行距離 車検 排気量
1968 不明 令和4年10月 594cc
km 年月 cc
ボディカラー ビアンコ ハンドル LHD サイズ 3050×1300×1310mm
内装 ロッソ 最高出力 27hp 乗車定員 4人
ミッション 4MT      
年式 走行距離 車検 排気量
1968不明 令和4年10月 594cc
km 年月 cc
ボディカラー ビアンコ
内装 ロッソ
ミッション 4MT
ハンドル LHD
過給器  
燃料  
サイズ 3050×1300×1310mm
乗車定員 4人
付属品  

1963年夏、カルロ・アバルトは、”誰もが手に入れられるスポーツカーを作る “という決意に燃えていました。大衆車として成功していたフィアット500をベースにアバルトマジックをかけ小さなロケットに仕立て上げたのです。595は、オリジナルの500と比較してみると外観こそよく似ていますが、その差は見た目の下にあります。

 

アバルトは、どんなパッケージにも適切なメカニカルアップグレードを施すことを得意としており、595もその期待を裏切らないものでした。シリンダーには特殊な鋳造が施され、エキゾーストポートやマニホールドパイプには磨きがかけられています。バルブスプリングも新しいものが使われ、カムシャフトも改良され、エンジン回転数の向上とそれに伴う出力アップが図られています。ピストンも専用設計のものが装着され、ロッドやクランクシャフト、潤滑システムも改良され、サンプの底に配置されたギア駆動の高出力ポンプを採用。これらの機械的な改良により、小さな500のパワーがは大幅にアップし、中速域のトルクも大きく伸びました。最高速度はといえば、120km/hにも達するほどに。ローダウンサスペンションとワイドなホイール&タイヤが、ホットなフィアットをコーナーで安定させてくれます。レースシーンでの使用を前提とした高性能モデル“エッセエッセ”もすぐに登場しました。

 

こちらのフィアットアバルト595はそのほとんどをイタリアで過ごしてきた一台で、日本でのオーナーも1人です。無論、大人が4人乗るには狭いですが、2人でのショッピング、1人で趣味仲間とツーリング、晴れた日のちょっとしたドライブなど用途は様々。

 

595は大きく分けると、前期型後期型の2つに分けることができます。前期型は、500Dがベースとなっており、その特徴は、前開きドアです。(ドアヒンジが後ろに有り、ドアノブが前についているタイプ)一方の後期型は、500Fがベースとなっており、ドアが後ろ開きに変更されています。(ドアヒンジが前にあり、ドアノブが後ろについているタイプ) 

 

コンパクトかつ580kgという軽量なボディとアバルト特有の3000回転から炸裂するエンジンは、街中・ワインディングを問わず様々な場所でそのポテンシャルを発揮します。

595ccと小排気量ですが、車重から考えると十分なパワーとトルクを備えているため、現代の交通環境においても他の車に置いていかれることなく、安心してお乗りいただけます。

 

現代の595とは違った乗り心地、雰囲気を持っている一台です。あえてオリジナルを楽しむというのもまた一興ではないでしょうか。

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