イエローが眩しい4C スパイダーの入庫です。アルファロメオ4Cは、1050kg（クーペ）という軽量ボディにオールアルミ4気筒ターボエンジンを搭載し、240ps／35.7kgmを発揮します。ボディはプリプレグ方式のカーボンファイバー製モノコックを採用しており、アルファロメオがいかに凝って4Cを作っていたかが分かります。

ハンドルは重く、ダイレクトに路面が伝わってきますが、現代のクルマでは失われつつある、クルマと一体になって走るという感覚を改めて楽しませてくれるモデルです。

ご紹介するのは、2016年式のスパイダーモデルとなります。走行距離は3000kmと低走行車両です。当車両は、4Cの弱みである高速安定性、コーナリング性を高めるためのオラク製ピロボール/スタビライザーや、バランス配分を向上させるオラク製ブレーキシステム、サスペンション等が装備されております。スパイダーというと剛性が懸念されるかもしれませんが、ルーフエンドにはアルミ製のロールバーが備わっていたりとスパイダーの弱点は解消されていると言っていいでしょう。日常の中で楽しむ“走り”をお楽しみください。