コンディション良好なシリーズⅣスパイダーです。91年モデルの内装は、リアルレザーとビニールレザーのコンビですが、92年モデルでは、リアルレザーとアルカンタラそしてビニールレザーとなります。シートに座って前方を見ると、左右のフェンダーの適度な盛り上がりが確認できます。この膨らみは、車幅が大変つかみ易い、実用的な（？）デザインに仕上がっています。もうひとつ、特筆すべきてんは、かなり前方から生えているシフトノブです。一見、違和感があるかもしれませんが、ステアリングにも近く、スパスパとギアチェンジ可能でございます。慣れれば、幌の開閉も容易に行えます。三角窓も、雨天の換気や曇りとりには有効な快適装備です。シートの後ろと、浅いですが広大な面積のリアトランクを合わせれば、引っ越しこそ出来ませんが、２人分旅行バッグには充分です。ボディデザインは、ピニンファリーナ！エンジンは伝統のロメオ ツインカム！とどめがMT！どうです！肩肘張らずにビュンビュン走りませんか！

星型のクロモドラ製ホイール、momoのウッドステアリング＆シフトノブ、ヘッドライトも、レンズが平坦で、見た目もスッキリしているヘッドライトに交換されています。各パーツ、前オーナー様のセンスが見事にキマッテいます。生産を終了して既に24年、良好な115系 スパイダーも見かけなくなりました。見て納得・乗って納得の１台です！幌の状態も問題ありません、でも、大きな傘だと思って下さいね！